イクボスとは、部下の育児参加に理解があり、子育てする部下を職場で支援する上司のことです。本日、イクボスとしての心構えを学ぶため、局次長級以上の市職員を対象として、イクボス研修を開催し、私も参加してきました。 本市の男性職員のうち、毎年100人前後が配偶者の出産に伴い、育児休業を取得できる状況にありながら、実際に取得しているのは、年1〜2人、多くて年4人という状況です。国では、男性の育児休業取得率の目標を「2020年までに13%」としており、そのためにも、男性が働き方を見直し、家庭や地域での活動に参画できる、男性にとっても女性にとってもいわゆるワークバランスが取れた生きやすい社会の実現が求められています。 本日の研修では、ファミーリエ代表取締役の徳倉先生の、組織として働き方に対する意識改革を図るための理論と技術について講義を受け、それぞれが上司や部下役になって実際のやり取りを実演するワークショップも行われました。受講した幹部職員には、研修の成果を生かし、各職場で職員を巻き込んで、意識改革を実践してもらいたいと思っています。
|