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高松市長の大西秀人です。
皆様方には、輝かしい初春を迎えられましたこと、心からお慶び申し上げます。旧年中は、大変お世話になり、有難うございました。
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さて、今年2010年(平成22年)は、我が高松市が1890年(明治23年)2月15日に全国40番目の市として産声を上げてから、丁度120周年の記念の年です。暦(こよみ)は、十干と十二支の組み合わせにより、60年で一回りするようになっていますので、60年が還暦と言われるならば、120年はそれが2回りで、大還暦とでも言えるでしょうか。そして、120年前に高松市が市政施行した年の干支も今年と同じく庚(かのえ)寅(とら)。つまり、高松市は、寅(とら)年(どし)生まれであります。
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そんな高松市が大還暦を迎える今年、それをお祝いするかのように2つの大きな国際的イベントが開催されます。第2回高松国際ピアノコンクールと瀬戸内国際芸術祭2010です。この2つのイベント。いずれのシンボルカラーも、青色です。還暦には、振り出し(赤子)に戻る意味で赤いちゃんちゃんこを贈ってお祝いする風習がありますが、本市の大還暦は、爽やかな海と空をイメージさせる青色を中心にしてお祝いしたいと思います。
さらに、市制施行120周年記念日の2月15日に、これからの本市の市政運営の基本方針となる新しい条例が施行されます。私がマニフェストで制定をお約束した「高松市自治基本条例」です。この条例では、前文で、「私たち市民一人一人がまちづくりの担い手であることを自覚して,地域の課題の解決に積極的に取り組むとともに,市民,議会,行政が適切な役割分担の下,多様な協力関係を構築し,参画と協働のまちづくりを進めていくことが必要です」として、参画と協働の原則の下に住民自治を進めることを謳っています。
2度目の還暦を迎え、本市が再スタートを切るに当たって、「参加と協働で進めるコミュニティを軸としたまちづくり」などの基本的な理念や原則を市民の皆様と共有し、青色を基調に大きな国際的イベントで盛り上げながら、「心豊かな文化のかおりあふれる市民主体のまちづくりを推進」していきたいと決意を新たにしています。
本年もよろしくお願いいたします。
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平成22年元旦 大西 秀人 拝
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これが今年の私の年賀状です。 2年前から同じパターンで作るようになっていますが、自筆で半紙に書いたものを、それを縮小して組み合わせ、デザイン、レイアウトしています。 背景の文字は、昨年は「寿」でしたが、今年は干支の「寅」。但し、金文と言われる古代の文字の字形です。 また、冠冒印は、中国の「藤王閣序」という漢文の中から取った「地霊人傑」(土地が肥沃で優れた人物が多い様)という文字を北京の空港でお土産に彫ってもらったものを使っています。 今年の高松市も「地霊人傑」と言われるように運気が高まることを願っています。 (なお、公選法の規定により、高松市在住の方には年賀状をお出しできませんでしたことをお許しください。)
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■■■ これまでの時候のご挨拶(バックナンバー)
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