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高松市長の大西秀人です。
皆様方には、平成24年の輝かしい新春を健やかに迎えられましたことと、心よりお喜び申し上げます。
昨年は、3月11日に発生した東日本大震災という未曾有の大災害に対して、我が国全体がその対応に追われた一年でした。ある識者が3月11日を期して、日本の「戦後」が終わり「災後」が始まる、と記していましたが、まさに平成23年は歴史の記録と人々の記憶に残る年となるのでしょう。
昨年の世相を表す漢字は「絆」でした。被災地の復興は、まだまだ緒に就いたばかりであり、前途多難であります。原発事故の影響も深刻です。しかしながら震災をきっかけとして様々な形で作られ強くなってきているこの「絆」を大切にして、少しでも明るい未来の展望が開けるような年にしたいものです。本市としても職員の派遣等必要な支援策を継続して講じるとともに、今回の災害を教訓として、地域防災計画の見直しなど、市民の安全と安心の確保のため、防災対策の一層の充実を図ってまいりたいと思います。
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私は、昨年春の高松市長選挙において再選を果たし、引き続き、高松市長として2期目の市政の舵取り役を担わせていただいています。2期目にあたってお示しした「マニフェスト2011」の施策の実現を中心に、これまでにも増して、誠心誠意任務に当たってまいりたいとの決意を強くしているところでございます。
一昨年の瀬戸内国際芸術祭、昨年のアジア太平洋盆栽水石高松大会と続いた国際色豊かなイベントの成功を受けて、今年は、その成果をさらに広
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げ、対外的に情報発信していく年にしたいと思っています。具体的には、「創造都市」をテーマに掲げて、産業、国際交流、観光、文化・スポーツの各分野を有機的に連携させて「高松」のブランドを確立し、総合的に都市プロモーションを行ってまいりたいと思います。
ちょうど今年のNHK大河ドラマは「平清盛」です。「平家物語」の舞台で、源平の古戦場として縁のある「屋島」を中心に「高松」というまちを情報発信できる絶好の機会です。香川県の仕掛けた「うどん県」の盛り上がりも追い風です。「うどん県盆栽市−平家物語の里・屋島」あたりのイメージになるのでしょうか。
そして、今年の干支は「辰」です。あれやこれやで干支にあやかり、厚い雲を切り裂いて進む昇り龍のごとく、勢いの出る年となることを願っています。
今年もよろしくお願いします。
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今年の私の年賀状です。
昇り龍のごとく、暗雲を切り裂き突き進む年にしたいと、バックに(べいふつ)風に書いてみた「龍」の古い字体の文字と玉を持つ龍のカットをあしらえました。そして「謹賀新年 本年も宜しくお願い申し上げます。」という字を行書でしたため、上に載せてみました。
今年は、すっきりと爽やかな印象の年賀状に仕上がったと思います。
なお、公選法の規定により、高松市在住の方には年賀状をお出しできませんでした。この年賀状で新年のご挨拶とさせていただきますことをお許しください。
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■■■ これまでの時候のご挨拶(バックナンバー)
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