昭和40年12月3日,高松市・彦根市及び両市観光協会から全国で初の城と城の縁組みをし,相互の観光交流に役立ててはとの提案があり,双方で縁組みに努力することとした。(彦根城主井伊直弼の息女千代姫が第11代高松城主松平頼聡の奥方として輿入れし姻戚関係にあるため)昭和41年5月6日,彦根市から次のとおり腹案が示された。 ・城内にお互いの城の模型を設置する。 ・主な行事に親善使節を送る。 ・年1回交通機関を利用して団体客を相互に送る。 ・特産品の交換 昭和41年7月15日,縁組み式典等打ち合わせのため高松市から彦根市を訪問。 同年8月15日,彦根市長一行10名の縁組み使節団を迎え,縁組み調印。高松城と彦根城の姉妹縁組みが実現した。
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