これから迎える出水期に備え、本日、関係職員による水防本部設置運営訓練を行いました。一昨年、昨年はコロナ禍の影響で開催できませんでしたので、今回は3年ぶりの開催となりました。
幸い、本市ではここ数年大きな災害もなく、水防本部の設置も年に1回程度しかありませんでしたが、その一方で、人事異動などもあり、災害対応の経験のない職員も少なからずいます。そのため、今回の訓練は、災害時の対応を実践に近い形で確認できる「状況付与型訓練」とし、改めて、発災時の迅速な対応や本部各班の役割を確認したところです。訓練終了後には職員から、気付きや改善点等の意見も多く出されたところです。
災害時の初動期においては、①駆けつける、②体制をつくる、③状況を把握する、④対策を判断する、⑤市民に呼かける、この5点がもっとも重要であると言われております。そのため、本日の訓練結果を検証し、よりスムーズな本部運営に努めるとともに、私を含め、職員全員が市民の皆様の生命と暮らしを守るという使命感を持ち、いざという時は、自分は何をすべきなのかを考え、日ごろから防災意識の高揚に努めてまいりたいと存じます。
目次