新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、令和2年3月から運休していた高松-ソウル線の定期便については、日本と韓国の双方の水際対策が緩和されたことなどから、本日、2年9か月振りに運航が再開され、私も10時30分に高松空港に到着した便の乗客の皆さんを空港でお出迎えするとともに、記念セレモニーに参加しました。
コロナ禍前の令和元年は、118万人という過去最高の来場者を記録した瀬戸内国際芸術祭の効果もあり、本市における外国人の延べ宿泊者数は約77万人でした。翌年には東京オリンピックの開催も予定されており、世界中からさらに多くの観光客が訪れ、高松が注目を浴びることを期待しておりましたが、残念ながら、その後の経緯は御承知のとおりです。
しかしながら、エアソウルが就航する日韓線のうち、地方路線では高松が初めての運航再開であるということ、そして、何よりも今朝の到着便の搭乗者は215名と満席に近い状態であったということからも、韓国を含む海外からの本市の人気は、まさに「本物」であると、私もうれしく、また心強く感じたところです。来年の1月には台北線も運航が再開されます。本市としても、観光分野を始めとする地域経済の速やかな回復、活性化につながるよう各種取組を積極的に行ってまいりたいと存じます。
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