11月1日(水)~2日(木)
11月1日から宇都宮市で開催された「中核市サミット2023 in 宇都宮」及び中核市市長会議に出席してまいりました。
中核市サミットとは、毎年、全国62市の中核市市長が一堂に会し、都市共通の課題について議論し、その成果を全国に発信するものです。今年のテーマは、「未来世代への責任と実践 ~夢や希望がかなう 中核市を目指して~」で、プロジェクト会議から始まり、基調講演、パネルディスカッションを経たあと、「中核市サミット 宇都宮宣言」を採択しました。
中核市市長会議では、中核市市長会としての提言についての協議や、各種報告が行われ、私からは、本市の公民連携の取組や課題解決に向けた提言案について申し述べました。
また、行政視察として、今年8月に営業を開始した宇都宮ライトレール(LRT)に乗車しました。LRTは、高いデザイン性を備えるとともに、騒音や振動が少なく、乗降も容易で、人と環境に優しい次世代の交通システムであることが実体験できました。同じく公共交通を基軸としたコンパクトシティを目指している本市のまちづくりにも大いに参考になります。
中核市は、平成8年の制度発足以来、各地域の中核都市として、また、市民に身近な基礎自治体として、これまで大きな役割を果たしてきました。本市は、平成11年4月に中核市に移行しましたが、現在では62市あり、その人口の合計は約2,259万人となるなど、その存在感は大変大きなものとなっています。今後におきましても、中核市市長会として、議論を深めるとともに、連携を密に図り、中核市共通の課題の解決を図ってまいりたいと存じます。
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