12月20日に開催された「磯井正美先生を偲ぶ会」に出席し、追悼の言葉を申し述べました。
磯井先生は、讃岐漆芸の近代化に御尽力され、卓越した技術の数々により、蒟醤表現の可能性を飛躍的に拡張され、昭和60年には重要無形文化財蒟醤保持者となられたほか、翌年に紫綬褒章、平成10年に勲四等旭日小綬章を受章されました。
本市におきましては、長きにわたり高松市美術品等取得調査委員をお務めいただくなど、大変お世話になりました。
平成29年には、御自身の作品を含めた8点もの漆芸作品を御寄贈いただき、本市美術館における磯井先生と讃岐漆芸のコレクションが、一層充実いたしました。
磯井先生の偉大な御功績は、本市の誇りであり、永く語り継いでまいります。
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