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 新年明けましておめでとうございます。

 皆様方には平成30年の輝かしい新春を健やかにお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 昨年は、本市におきましては、台風の接近や豪雨等がありましたものの、大きな災害や事故等もなく、比較的穏やかな一年でありました。
 しかしながら、海外に目を転じてみますと、今年は、物騒な出来事が相次いだ年でございました。弾道ミサイル発射を繰り返し、核実験を強行する北朝鮮。米国を中心とする国際社会の圧力強化に対立姿勢を強めており、我が国にとりまして、大きな脅威となっています。また、欧州、中東、米国など、世界各国で多くの死傷者を出すテロ事件が相次ぐなど、国際社会全体が、新たな紛争の勃発や拡大の種ともなりかねない、超不確実性の時代を迎えていると、思い知らされた年でありました。

 そのような中、昨年の本市市政の一年を振り返りますと、重要なプロジェクトを着実に進展させることが出来ました。まず1月には、これからのまちづくりにおいて地域の核となる、牟礼、香川、勝賀、国分寺の4つの総合センターを開設しました。また、創造都市の推進に拍車を掛けるべく、4月には、全国初となる棒高跳の公認競技が可能な室内競技場を併設した「屋島レクザムフィールド」をオープンしたほか、7月には、屋島ドライブウェイを無料化しました。さらに、サンポートをメイン会場に、四国初の国際トライアスロン大会「NTT ASTC(エーエスティシー)トライアスロン・アジアカップ」を開催するなど、本市ならではとも言うべき、地方創生の一翼を担う、多くの取組を実施しました。
 仏生山町に移転予定の「新病院『高松市立みんなの病院』」の建設工事も終盤を迎え、今年9月の開院に向け、準備を進めました。また、待機児童の早期解消に向けて、認定こども園への移行や保育所等の創設を進めたほか、子育てや働き方改革の視点から、11月には「高松市版イクボス宣言『もっとイクボス』」を行いました。
 また、5月には、台湾基隆市との間で、互いの観光振興の推進に向けて、交流協定を締結したほか、6月には、本市も会場の一つに「2017 日台観光サミットin四国」が開催され、今後とも積極的に日台間の相互交流に努めることに合意しました。
 さらに7月には「屋島レクザムフィールド」において「2017 中国・四国パラ陸上競技大会」が開催され、これらに関連して、12月11日には、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、国が推進するホストタウン及び共生社会ホストタウンに本市が登録されました。これは、これまで都市間交流や障がい者スポーツを推進しながら、ユニバーサルデザインのまちづくりに積極的に取り組んだ成果であると、私としても大変喜ばしく存じております。

 明けて今年は平成30年。天皇陛下が来年(平成31年)4月末で退位されることが決まっているため、実質、平成最後の年になります。

 今年、本市における主な事業などを見てみますと、まず3月には今回で第4回目となる「高松国際ピアノコンクール」が開催されるほか、5月には、本庁舎西隣に、常設の災害対策本部機能を始め、消防局、上下水道局機能を集約した「高松市防災合同庁舎『危機管理センター』」が供用開始予定です。6月には、フランス トゥール市との姉妹都市提携から、30周年を迎えます。さらに9月には、本市を会場に「第14回iCACGP(アイシーエーシージーピー)・第15回IGAC(アイギャック)合同国際会議」の開催が予定されておりまして、こうした機会を捉え、積極的に本市の魅力をPRし、高松の国際的な認知度や都市としての魅力を更に付加することに、しっかりと取り組んでいきたいと存じます。

 先に見たように、我が国を取り巻く国際情勢は、北朝鮮の脅威をはじめとして緊迫度を増しており、安全保障体制の確立が求められています。また、国内では人口減少、少子超高齢社会が本格化し、財政的制約も厳しくなる中で持続可能な社会保障制度の確立が急務です。国全体でのしっかりとした対応が求められますが、我々基礎自治体も行政サービスの最先端の主体として、できる限りの努力を傾注して市民福祉の向上を図っていかなければなりません。
 課題は多々あります。また、多くの新たな課題にも直面することでしょう。しかし、困難な局面に立ち向かっていかなければ何も解決はできません。私自身、市民皆様方のお力沿いもいただきながら、誠心誠意職務に邁進してまいりたいと存じますので、倍旧のご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。

 本年が皆様方にとりまして健やかで実り多き一年となりますことを心からお祈りしています。

 平成30年元旦

高松市長  大西秀人

 


今年の私の年賀状

 これが今年(平成30年)の私の年賀状です。


今年の干支は戊戌つちのえいぬです。

 例年のデザインと同様、干支の「戌」の字を書で認め、金色でバックに置き、「謹賀新年」、「本年も宜しくお願いします」を行書で書いて配置しました。富士山と犬も飾りで置いてみました。全体として明るくおめでたく、親しみやすいように仕上げたつもりです。

 「いぬ」と言えば、「犬も歩けば棒に当たる」。「江戸いろはかるた」の第一句ですが、「犬がうろつき歩いていると人に棒で叩かれる」というところから、「でしゃばると思わぬ災難にあう」という戒めの趣旨が、本来の意味でありました。
 今では、「当たる」という言葉が肯定的に解されて、「何かをしているうちに思わぬ幸運がある」という意味で使われています。
 私としては、この現代版の解釈の方で、「積極的に前に踏み出し、チャレンジして良いことがある」年にしたいと思います。

 

なお、公選法の規定により、高松市在住の方には年賀状をお出しできませんでした。
この画面を持ってご挨拶とさせていただきますことをお許しください。

 

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