例年のデザインと同様、干支の「戌」の字を書で認め、金色でバックに置き、「謹賀新年」、「本年も宜しくお願いします」を行書で書いて配置しました。富士山と犬も飾りで置いてみました。全体として明るくおめでたく、親しみやすいように仕上げたつもりです。
「いぬ」と言えば、「犬も歩けば棒に当たる」。「江戸いろはかるた」の第一句ですが、「犬がうろつき歩いていると人に棒で叩かれる」というところから、「でしゃばると思わぬ災難にあう」という戒めの趣旨が、本来の意味でありました。 今では、「当たる」という言葉が肯定的に解されて、「何かをしているうちに思わぬ幸運がある」という意味で使われています。 私としては、この現代版の解釈の方で、「積極的に前に踏み出し、チャレンジして良いことがある」年にしたいと思います。
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