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第17回菊池寛ジュニア賞贈呈式

2月28日(土)

 本日執り行われた、菊池寛ジュニア賞の贈呈式で、受賞された小・中学生の皆さんに賞状をお渡しするとともに、お祝いのごあいさつをしました。

 この菊池寛ジュニア賞は、高松市が生んだ偉大な作家、菊池寛の功績を広く知っていただくとともに、菊池寛に続く作家の誕生を願って、平成4年に創設された賞で、今年度も、小学校から147篇、中学校から109篇と多数の応募がありました。その中から、最優秀賞がそれぞれ一名に、優秀賞と優良賞がそれぞれ若干名に贈呈されました。
 最後に最優秀賞の作品をご本人が朗読されましたが、「良かったね」と頷いたり、思わずほろりとさせられた部分もあり、聞いた後は心が温く、得した気分になりました。



 昨年2月、菊池寛の母校である四番丁小学校の校庭に建立された文学碑には、菊池寛が座右の銘にしていた「人生に於ける快楽や娯楽は数限りないが、読書の楽しみぐらい清清しく楽しいものはない。」という意味の言葉が刻まれています。受賞者の皆さんには、この菊池寛の言葉のように、「読書をずっと長く楽しんでいただくとともに、日々の生活の中で経験したこと、感じたことを書き綴り、人の心に感動を与える表現ができるよう、更に励んでください。」と激励の言葉を送りました。

第44回香川菊池寛賞贈呈式・献花式

2月26日(木)

 本日開催された第44回香川菊池寛賞の贈呈式で、香川菊池寛賞を受賞された佐藤利夫氏、奨励賞を受賞された須賀万位子氏のお二人に賞状をお渡しするとともに、お祝いのごあいさつをしました。そして、その後、中央公園の菊池寛の銅像前で献花式を執り行い、関係者で記念撮影を行いました。

 今回は、前回を上回る55篇の応募作品の中から、佐藤、須賀両氏の作品が選ばれたわけですが、佐藤氏の受賞作「夕焼け通り商店街」は、かつての賑わいを失った小さな商店街の人々の暮らしを温かく描いた作品で、衰退する商店街、子育てや教育の問題等、現代の社会問題を巧みに取りあげた点が、選考委員会において高く評価されたと伺っています。また、18歳という最年少で奨励賞を受賞された須賀氏の作品「雨あがり」は、高校生らしいみずみずしい感性と緻密な文体が評価され、若い才能の将来への期待も込めて、選出されたそうです。






 両作品とも早速私も読ませていただきましたが、それぞれ、一気に読み進めることができる魅力的な作品でした。そして、両者とも高松をイメージさせる瀬戸内の町が舞台となっており、最後は夕暮れを見ながら、登場人物が心を通わせて終わる、という設定も共通しています。まさに、瀬戸内海に沈む夕日の美しさは、多くの人を感動させることができ、文学の恰好の題材となる証左だと思います。

 本市では、菊池寛生誕120年没後60年の節目の年となった昨年、記念文学展・講演会を始めとする各種特別事業を展開したところで、郷土が生んだ偉人に対する理解と関心を更に深められた方々が数多く居られると思います。今後、そうした方々の中から、本日の受賞者お二人のような、菊池寛に続く新たな才能が生まれ、郷土の文学を引っ張ってくれることを期待しています。

  〔菊池寛記念館のページ〕 

平成20年度第2回 高松市企業代表者懇談会

2月24日(火)

 本日、市内に拠点を置く大企業の支社長さんや支店長さんから市政に対する御意見をお伺いする企業代表者懇談会を開催しました。

 昨年来、米国の金融危機に端を発した100年に1度とも言われる世界的な大不況は、我が国の実体経済にも波及し、輸出、生産が大幅に減少する中、地方の雇用情勢にも、極めて深刻な影響を及ぼしています。本日の懇談会では、短期的には、こうした景気悪化に適切に対処するため、また、長期的には本市の更なる活性化のために必要である企業誘致優遇制度や経済・雇用情勢等について御説明した上で、効果的な企業誘致・活性化対策、雇用対策等について、お集まりいただいた11人の企業代表者等の皆様から、御意見をお伺いしました。



 本市経済は、いわゆる支店経済の部分が大きく、転勤で本市に在住している人の割合も多いことから、市政運営やまちづくりに関しても、このような支店長さんたちの率直なご意見を聞くことは大事です。しかも支店長さんたちは、かつての私同様、いわゆる転勤族で、外国も含めていろいろな都市で生活し、勤務された豊富な経験をお持ちですので、他の都市との比較において、高松の良いところ悪いところが分かり、示唆に富み、役立つご意見を伺うことができました。

平成20年度 高松市老人大学修了式

2月20日(金)

 昨年5月の開講式で、入講お祝いのごあいさつをさせていただいた平成20年度の老人大学で学ばれた皆さんが、早や修了を迎えられるということで、本日行われた修了式に来賓として出席して、ごあいさつをしてきました。


 この老人大学では、今年1月に、私も、「新生 瀬戸の都・高松のまちづくり」と題した特別講義をさせていただきましたが、皆さん本当に真剣な表情で聴いてくださいました。最近、一部の大学生の不祥事が相次いで報道されていますが、この老人大学に入講されている方々は、「学ぶこと」に対する意欲に溢れており、その積極的に生きる姿勢は、現役の学生たちの模範にもなるものだと思います。
 晴の修了式に、着物や背広に身を包んで臨んだ皆様方の表情を拝見すると、多くの仲間とともに過ごされたこの1年間が、充実した内容の濃い日々であったことが想像できるようでした。

 今後、本大学で学ばれた内容はもとより、これまで培われた豊富な知識と経験と幅広いネットワークを生かしていただき、是非とも、それぞれの地域でリーダーとしてご活躍をされ、本市の新たなまちづくりにお力添えいただけるようご期待申し上げています。

平成20年度 自衛隊入隊・入校激励会

2月20日(金)

 本日、市役所で行われた平成20年度自衛隊入隊・入校激励会で、今春、本市から、晴れて自衛隊に入隊・入校される皆様にお祝いのごあいさつをしました。
 自衛隊といえば、イラク人道復興支援やテロ対策措置法に基づく協力支援などの国際社会における活動が多く報道され、注目されがちですが、平成16年の新潟県中越地震を始めとする国内の災害現場へも多くの隊員が派遣されており、被災地とって大変な助けとなっています。

 本市においても、高潮、豪雨被害が発生した折には、その機動力を生かして市民生活の安定に多大な御尽力をいただいたほか、震災対策総合訓練等への参加など、日常の備えに対しても御協力いただいています。
 今日、出席されていた皆様は、緊張の中にも、確乎たる闘志を秘めたはつらつとした顔つきをされており、入隊後に待ち受けている日々の厳しい訓練や任務にもひるまず、果敢に立ち向かっていくであろう姿が想像できました。
 私からは、「健康には十分留意いただき、職務に精励されて、国民の期待と信頼に応えてください。」と激励の言葉を送りました。



ハンセン病を正しく理解する講演会

2月18日(水)

 本日、大島青松園ならびに入所者自治会の皆様の御協力の下に開催した「ハンセン病を正しく理解する講演会」で、御参加いただいた市民の皆さんに、主催者としてごあいさつしました。
 昨年6月、全国から集まった93万人もの署名を基に、国立ハンセン病療養所の医療施設を地域住民等に開放できることや、医療体制の確保などを柱とする、いわゆる「ハンセン病問題基本法」が可決成立し、制定に至ったことは、ハンセン病問題の解決に向け、真に意義深いことだと思います。しかしながら、ハンセン病の患者であった方々やその御家族が、国の隔離政策によって受けられた被害の回復には、未だ多くの課題が残されています。


 大島青松園は、全国で唯一の離島の療養所です。そして、現在の入所者120人の平均年齢が79歳と入所者数の減少と共に高齢化が顕著な中、「基本法」の制定を受け、入所者自治会と園との間で、将来構想についての協議がなされています。本市としては、今後、その協議の結果を踏まえながら、協力・支援に努めていきたいと考えていますが、入所者の皆様が、地域社会から孤立することなく、良好かつ平穏な生活を営むためには、市民の皆様一人一人の御理解と御協力が必要不可欠です。本日の講演会を契機に、市民の皆様の間でも、入所者の方々の将来などの問題について、関心を持っていただければ幸いです。

平成21年第1回高松市議会臨時会(開会/提案説明)

2月18日(水)

 本日開会した高松市議会の臨時会で、上程した緊急経済対策に充てる本年度一般会計補正予算案や、本市が土庄・小豆島・三木・直島・綾川の周辺5町と進める定住自立圏関連の条例制定案を始めとする8議案について、提案理由を説明しました。
 一般会計補正予算案については、定額給付金関連や、国の臨時交付金を充てる保育所・小中学校の耐震化事業の前倒し事業費を始めとする、約82億円について計上しています。

 本市における定額給付金の給付対象者は、住民基本台帳と外国人登録原票をもとに推計したところでは18万世帯43万人となっており、給付総額は約65億円にのぼります。本日は、この給付金の支給に関して質疑も行われました。
 本市では、先般、この給付に備えて、両副市長ら幹部職員で構成する「実施本部」を立ち上げ、本部事務局としても8人の職員を配置したところです。この問題は、国会で議論がなされていますが、今後、関連法案が通り、国から事務に関する具体的な要領等が示されれば、できるだけ迅速かつ確実に市民の皆様に給付金を交付できるよう勤めてまいりたいと思います。
 本議会は、明日、委員長報告と採決が行われ、閉会する予定です。




市議会のページ

山陽放送「イブニングDONDON」出演

2月17日(火)

 本日、2010年3月に開催予定の第2回高松国際ピアノコンクールのPRのために、同コンクール組織委員会の綾田会長とともに、山陽放送「イブニングDONDON」に生出演しました。


 私は、今回、組織委員会の顧問という立場ですが、元々、音楽、特にピアノという楽器が大好きですので、このような形で直接ピアノコンクールに関わりが持てることを個人的にも非常に喜んでおり、楽しみながらその役割を果たせていければと思っています。
 しかし、テレビの生放送というのは、本当に慌しいものです。今日の私の出番も、1分弱の短い時間でしたが「是非とも、県内外、国内外から多くの方々に来高していただき、コンクールを盛り上げていただきたいと思います。そして、特に若い人たちに、是非ボランティア・スタッフとしてコンクールに直接携わってもらいたいと思います。そして、共に感動を分かち合いましょう。」と心をこめて呼びかけさせていただきました。

 この高松国際ピアノコンクールは、3年前に第1回が行われましたが、寄付とボランティアが主体で運営される全国でも珍しい民間主導の国際ピアノコンクールです。4年ごとの開催を軌道に乗せるためにも、是非とも2回目となる来年のコンクールを成功させなければなりません。本市としても、香川県とともに側面的な支援をしっかりと行っていきたいと思います。
 なお、来る3月15日にサンポート高松で第1回コンクールの優勝者であるパヴェル・ギントフ氏の瀬戸フィルとの凱旋公演が開催される予定です。第一回の感動を再び呼び起こされたい方やコンクールの本番までなかなか待てないという方も含め、是非多くの方にこちらにも足を運んでいただき、ご鑑賞いただきたいと思います。




ピアノコンクールのページ

高松工業高等専門学校との連携協力に関する協定調印式

2月17日(火)

 本日、地域社会の振興と発展を図るため、独立行政法人国立高等専門学校機構高松工業高等専門学校と本市との連携協力に関する協定を締結しました。



 近年の本格的な少子・高齢社会や地方分権の進展の中、地方自治体には、自己決定、自己責任の理念に基づくまちづくりに取り組むことが強く求められており、市役所が中心となりながら、地域で知恵を出し合い、地域自らが課題を解決し、自立的に活性化を図っていけるような社会システムの確立が必要不可欠だと考えています。
 このような中、本日、地域の貴重な人的・知的資源でもある高松工業高等専門学校と包括協定を締結し、更なる連携・協力関係を築けたことは、本市が新たなまちづくりを推進していく上で、極めて意義深く、心強い限りです。


 調印式に御出席いただいた嘉門校長を始め、高松工業高等専門学校の皆様には、本日の協定締結を機に、本市市政の推進に更なる御支援、御協力を賜るよう、お願いしました。

市政功労者表彰式

2月16日(月)

 本日、高松市市政功労者表彰式を執り行い、9名の方々に、表彰状と勲章及び感謝の言葉を送らせていただきました。

 市政功労者表彰は、多年にわたり、市政の振興・発展に多大なる御尽力をいただいた方々の栄誉を末長く称えるため、毎年、本市の市制施行記念日(2月15日)に合わせて実施しているものです。
 本市では、昨年4月に始動させた新たな総合計画の下、更なる飛躍・発展に向けたまちづくりに取り組んでいるところですが、本市がこれまで着実な発展を遂げ、新たな歩みを進められるのも、本日受賞された皆様のように、それぞれの御立場で、地域社会の発展と市民福祉の増進のために長年にわたり御尽力いただいている方々の支えがあってこそだと思います。



 「地方分権改革」の大きな潮流の中で、我々基礎自治体の責任は、従来にも増して大きなものがありますが、今日表彰をさせていただいた皆様をはじめ、多くの市民の御尽力に応えるためにも、総合計画で掲げた目指すべき都市像「文化の風かおり 光かがやく 瀬戸の都・高松」の実現に向け、最大限の努力をしていきたいと思っています。

高松市連合自治会まちづくり事業市長感謝状等贈呈式、
「高松市民のねがい」引継式

2月14日(土)

 本日、長年にわたり自治会活動に積極的に取り組まれ、地域の発展と住民福祉の向上に御貢献いただいている皆様に、感謝状をお渡ししました。



 その後、市民総ぐるみのまちづくり運動の共同目標・合言葉として昭和55年に制定された「高松市民のねがい」について、啓蒙・啓発に取り組んでこられた推進協議会の皆様から高松市コミュニティ協議会連合会の皆様への活動引継式も行われ、立ち会わせていただきました。
 「高松市民のねがい」の精神は、本市が昨年4月に始動させた総合計画の下で取り組む新たなまちづくりでも尊重されるべきものであり、その啓発推進母体として、今後のまちづくりの核となるべき地域のコミュニティ協議会に引き継がれたことは、大変意義があることだと思います。


 表彰を受けられた皆様を始め、お集まりの市内各地区の皆様には、「市民のねがい」の精神も引き継いだ地域コミュニティが、持てる総合力を遺憾なく発揮し、協働のまちづくりの軸となれるよう、これまで以上のご理解とご尽力をお願いしました。

第8回東西王座戦(GU)開会式

2月13日(金)

 本日から15日までの3日間、高松競輪場で開催される「第8回東西王座戦競輪(GU)高松」の開会式で、主催者として、出場選手の皆さんならびに御来場の皆様にごあいさつしました。
 東王座戦は北日本から南関東地区まで、西王座戦は中部地区から九州地区までの出場選手で争われるもので、地区が限定されることで通常と異なる展開や競走が行われることから、ファンの支持を受けています。戦いは3日制で、決勝への勝ち上がりは予選2日間の累計ポイント上位者9人が勝ち上がるトライアル方式が採用されています

 今回の東西王座戦には、昨年の北京オリンピック自転車競技銅メダリストの永井清史選手や東王座3連覇を狙う佐藤友和選手、西王座3連覇を狙う小嶋敬二選手、昨年のグランプリ覇者井上昌己選手のほか、地元香川の香川雄介選手など、全国からトップ選手が多数出場しており、東王座・西王座の栄冠をかけた白熱のレースが、連日、高松バンクで展開されます。また、明日(14日)には、アマチュア競技ではありますが、バレンタインデー特別企画、女子競輪選手による「ガールズ・ケイリン」も開催されます。
 開催期間中は、ラッキーカードによる各種プレゼント進呈や子どもに人気のおもしろ自転車コーナーなど、各種イベント等も盛りだくさんですので、是非、御家族お揃いで楽しいひとときをお過ごしいただければと思います。




高松競輪オフィシャルサイト

フォレストマッチング協働の森づくり共同宣言署名式

2月12日(木)

 香川県が環境保全に関心のある企業と展開している「協働の森づくり」事業の「フォレストマッチング協働の森」に、高松信用金庫のご協力で、塩江町安原地区の市有林が「たかまつしんきんの森」として指定され、本日、県庁で執り行われた共同宣言署名式に出席してきました。

 森林は、市街地周辺の生活環境保全や、水源かん養および保健文化機能などの重要な役割を果たしていますが、近年、その面積が減少、荒廃が危惧されており、本市では、造林助成事業森林団体育成事業等の実施を通じて、健全な森林づくりに取り組んでいるところです。
 この度指定いただいた里山も、竹林化による荒廃が進んでおり、香川県ならびに、「エコ定期預金」を始め「渇水対策ローン」など、日ごろから、コーポレート・シチズンとして地域への貢献を目的とした事業に積極的に取り組まれている高松信用金庫との協働で、本事業を進められることは、誠に意義深く、喜ばしい限りです。

 署名式への私の出席も今回が4回目で、この「協働の森」が着実な広がりを見せていることを実感しています。地球温暖化を始めとする環境問題への対応も急がれる中、本事業の更なる展開に期待が膨らみます。

AED贈呈式

2月12日(木)

 本日、本市にAED(自動対外式除細動器)を寄贈してくださった大日本住友製薬株式会社の斎藤四国支店長に感謝状をお渡ししました。
 AEDといえば、昨年2月に、香川大学附属高松中学校において、心臓発作で心肺停止状態となった教諭を、同僚の先生方がAEDを使用した迅速かつ適切な救命措置で救助するという事案が発生するなど、救命救急時に大きな役割を果たしている医療機器です。

 今回は、9セット寄贈いただいており、早速、保健所と市内各地区の保健センターや地域包括支援センターに設置させていただきました。
 大日本住友製薬株式会社は、コーポレートスローガンである「からだ・くらし・すこやかに」に繋がる物品の寄附を通じて本市の保健福祉の振興に貢献できればと、この度の寄贈を申し込んでくださったそうで、こうした企業の存在は心強く、有難い限りです。
 寄贈いただいたAEDが、人命救助はもちろん、市民皆様の救命救急等危機管理に対する意識の更なる向上にもつながることを期待しています。


屋島陸上競技場再整備基本構想検討懇談会からの報告書提出

2月10日(火)

 屋島陸上競技場は、昭和28年の国体開催のために、市有地の上に県営の陸上競技場として作られた施設ですが、県営の新たな第一種の陸上競技場が丸亀に建設されたため、その存続問題が県市の間の懸案となっていました。本市が新たに東部運動公園に陸上競技場を整備する計画もありましたが、厳しい財政状況から見直されたため、一昨年8月の最初の知事・市長のトップ会談の席上で、屋島陸上競技場は、本市が譲り受けて再整備することを私から提起し、昨年4月に、県から譲渡を受けました。


 その後、屋島陸上競技場に関するこれまでの調査結果などを基に、昨年11月には、再整備基本方針を示したところです。そして、この基本方針に沿って、再整備する施設・設備の仕様について、必要な事項や検討すべき事項を明らかにするために基本構想を策定することとし、公募委員も含む屋島陸上競技場再整備基本構想検討懇談会を設置して、再整備の課題や対応等について御検討いただいていました。
 本日は、懇談会の佃会長から、その検討結果を基本構想(案)として提出いただきました。今後、この構想(案)を尊重しながら、新たな屋島陸上競技場が、屋島地区全体の活性化にも寄与するスポーツの拠点施設となるよう取り組んでいきたいと思います

高松市婦人団体連絡協議会との市政懇談会

2月9日(月)

 本日、市役所で開催された高松市婦人団体連絡協議会との市政懇談会で、お集まりの市内各地区の婦人会の会長さん等にごあいさつするとともに、男女共同参画の視点に立った市政運営等について意見を交わしました。
 これからの「地方が主役」となる分権型社会においては、行政はもとより、市民の皆様、NPО、企業など、多様な主体が積極的にまちづくりに参加しながら、地域力を高めていくことが強く求められます。

 本市では、こうした時代の要請に適切に対応すべく、昨年4月に始動させた新たな総合計画の下、参加・協働で進めるコミュニティを軸としたまちづくりに積極的に取り組んでいるところです。また、今年は、「男女共同参画社会基本法」制定10周年の記念すべき節目を迎えることから、「男女共同参画都市宣言」の趣旨を踏まえ、真の男女共同参画社会の実現を目指した各種施策・事業の更なる推進にも努めていきたいと考えています。
 こうした中、日ごろから、男女共同参画の視点に立った活動を展開されている皆様と種々意見交換できたことは意義深く、いただいた御意見を今後のまちづくりの参考にさせていただきたいと思います。 

たかまつ美しいまちづくりシンポジウム

2月7日(土)

 本日、香川県社会福祉総合センターで開催した「たかまつ美しいまちづくりシンポジウム」で、ご参加いただいた皆様に主催者としてごあいさつするとともに、パネルディスカッションにパネラーとして参加し、私の考える高松の美しいまちについて、意見発表をさせていただきました。
 私は、マニフェストでも掲げていますが、従来の都市景観条例や環境美化条例をさらにブラッシュアップするような形で、景観に配慮しながら,環境美化の観点を含めた「高松市美しいまちづくり条例(仮称)」を制定したいと考えており、現在、条例の制定に向けた取組みを進めています。

 本日のシンポジウムは、この「美しいまちづくり」の概念と条例化について、市民の皆様にも、認識や関心をより高めていただこうと企画したものです。シンポジウムが始まり、冒頭での私と市議会議長の挨拶の後、まず、都市景観・都市計画に造詣が深く、全国各地で美しいまちづくりの分野で顕著な業績を上げられている東京大学の西村先生と、本市の、特に栗林公園の歴史的景観の保全に取り組んでおられる香川大学の増田先生から、特別講演をいただきました。そして、その後行われたパネルディスカッションでは、「高松市美しいまちづくり条例(仮称)検討委員会」の委員長として御尽力いただいた香川大学の岡野先生をコーディネーターに、西村先生、「まちかど漫遊帖」の総合プロデューサーで作家の「るいまま」さん、ギネスに挑戦「全市いっせいごみ拾い大作戦」を行うなど、環境美化に特に力を注がれて成功している大分市の釘宮市長、瀬戸内海を挟んで対岸の都市で、倉敷美観地区の指定等、景観形成の先駆的な施策に取り組まれている倉敷市の伊東市長に、私を加えた5人が、それぞれの都市の自慢すべき先駆的な取組みを紹介したり、美しいまちづくりについて、経験や知識に裏付けされた意見を率直に交わすことができ、自画自賛ではないですが、非常に有意義なシンポジウムとなりました。




 是非とも、このシンポジウムを契機として、多くの市民の皆様に、高松市ならではの「美しいまちづくり」について具体的に考えていただき、条例制定に向けた機運等も盛りあがることを期待しています。

平成20年度第3回香川県後期高齢者医療広域連合運営委員会

2月4日(水)

 本日、香川県自治会館で開催された香川県後期高齢者医療広域連合運営委員会で、会長として議事の進行を行いました。
 長寿医療制度の施行から、早や1年を迎え、同制度をめぐる状況も少しずつ落ち着きを見せているものの、未だ解決を図っていかなければならない諸課題もあります。
 現在、政府・与党においては、引き続き、高齢者を始め、医療関係者、保険者、地方公共団体等、広く意見を聞きながら、改めて制度の見直しを進め、より良い制度への改善を図ることとしているところです。


 香川県後期高齢者医療広域連合としては、こうした国の動向等を注視しながら、引き続き、制度の円滑な運営に配意していきたいと考えており、本日の委員会では、広域連合の条例改正や、今年度の補正予算案ならびに来年度予算案等について、協議しました。

高松まちなかおもてなし推進協議会 設立総会

2月4日(水)

 本日、香川県社会福祉総合センターで開催された、「高松まちなかおもてなし推進協議会」の設立総会に来賓として出席し、お集まりの皆様にごあいさつしてきました。
 この協議会は、本市を訪れた方々に、「来てよかった」「また訪れたい」という思いを持っていただけるよう、安心・安全に楽しく過ごせるまちづくりに取り組もうと、この度、地元の宿泊施設や飲食・商業関係の団体が中心となって設立されたものです。


 昨年来、世界経済の極めて厳しい状況が、我が国の観光産業や地場産業にも影響を及ぼしており、本市においては、持続可能な観光振興を図るため、本年度から5年間を計画期間とする、新たな「高松市観光振興計画」に基づき、現在、各種施策を積極的に推進しています。取り分け、計画の目標像の一つに「おもてなしの心を持ったやさしさと触れ合える"あったか都市・高松"」を掲げる中で、「おもてなしの心」で観光客を迎える「ホスピタリティの向上」に、関係団体・業界、地域住民が一体となって努めることとしています。

 こうした中、本協議会が設立されたことは、本当に意義深く、今後、"あったか都市・高松"の実現に大きく寄与いただけるものと、期待しています。

「高松ふれあいの店」オープニングセレモニー

2月2日(月)

 本日から4日間、市役所1階の市民ホールで開催される「高松ふれあいの店」のオープニングセレモニーに出席しこれから、販売活動等に従事される方々やお集まりの市民の皆様にごあいさつした後、参加施設の皆さんによる合唱を聞かせていただきました。


 この催しは、小規模作業所などで働く障害のある方々が、丹精込めて作った作品を広く市民の皆様に展示・即売されるもので、8回目を迎える今年は、市内で活動している17もの施設が参加されています。
 小規模作業所や地域活動支援センターは、企業に雇用されることが難しい障害者の訓練や就労の場として重要な役割を果たしており、本市としても、その運営に積極的な支援を行っているところです。このふれあいの店に出品されている食品や織物、民芸品などは、そうした作業所で作られたもので、私も、お昼のお弁当を購入させていただきましたが、栄養面にも心が配られたやさしい味がして、とてもおいしくいただきました。

 市民の皆様にも、是非、立ち寄っていただいて、施設や障害のある方々への理解を更に深めていただければ幸いです。

新春子どもフェスティバル2009開会式

2月1日()

 本日、「新春子どもフェスティバル2009」の開会式で、朝早くから大勢集まっていた子どもたちやそのご家族にごあいさつしました。


 このフェスティバルは、寒さに負けない元気な子どもの育成と、子ども会活動の発展を目的に毎年開催されているもので、今や、市内の子どもたちが、校区を超えた交流を深める絶好の機会となっています。
 昨年はあいにくの雨模様で、屋外でのプログラムが中止になってしまったのですが、今年は晴天に恵まれて、会場となった中央公園や四番丁小学校、市役所では、「すもう大会」や「かるたとり大会」、「ドッジボール大会」など、新春にふさわしい多くの遊びを楽しむ子どもたちの元気な声が飛び交いました。

 寒さに負けずに元気に遊ぶ子どもたちの姿は、厳しい社会情勢を背景に曇りがちになっている大人の表情も自然と和らげてくれます。今後とも、このフェスティバルが市内の子どもたちが友達の輪を大きく広げる良いきっかけとなるよう、そして、皆に元気を与えてくれる催しとしても、継続して開催されていくことを期待しています。

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