■イノベート高松−夢と誇りを持って! 高松市長・大西ひでと公式ウェブサイト

トップ

プライバシーポリシー

サイトマップ

お問合せ

 HOME > 活動報告 > 2008年

 

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

「まちうたプロジェクトvol.2/Rock of【T】City」
参加アーティスト等 表敬訪問

3月31日(月)

 本市が文化事業として支援している「高松まちうたプロジェクト」の第2弾として制作されたCD「Rock of【T】City 」の参加バンドの皆さんが、ディレクターの長田亞子さんとともに、本日、市役所を訪れ、完成したCDを寄贈してくださいました。



 このCDには、自薦、他薦による公募で選ばれた10組のバンドそれぞれが高松の街をモチーフにして個性あふれる楽曲を作成、演奏した10曲が収録されています。参加バンドの皆さんは、学生やアルバイトをしながら、プロのアーティストを目指し、高松市内を中心に活動されているとのことですが、約50組もの応募者の中から選ばれたというだけあって、個性豊かでバラエティに富んでいて、かつ、どのバンドの曲も演奏もクオリティが高く、感心しました。


 私も、中学・高校生時代はロックを好んで聴いていましたので、CDを聴きながらバンドメンバーの皆さんとお話しさせていただいていると、当時の記憶がよみがえり、私自身が若返ったような、奇妙な懐かしさがこみ上げてきました。
 4月20日には、お披露目ライブの開催も予定されているとのこと。私も、時間が許せば、足を運びたいと思っていますが、激しいロックのリズムに身体がついていけるかどうか、いささか心配ではあります。

「第16回中学生訪中親善使節団」出発前 表敬訪問

3月28日(金)

 財団法人高松市国際交流協会では、これからの地域づくりの担い手となる中学生の国際感覚の涵養を図るため、本市の友好都市である南昌市を始めとする中国各都市へ、市内の中学生を派遣する事業を行われています。
 本日は、その事業に参加される、市内7中学校に通う15人の中学生の皆さんが、市役所を訪れてくれました。
 皆さんは、29日からの6日間、上海、南昌、北京を訪れ、各都市の名所や文化施設を見学するほか、南昌市では、ホームステイや中学校訪問を通し、相互交流も図られるとのことです。

 悠久の歴史を誇る中国の文化や生活様式に触れることは、学校の授業や日本での日常では得られない有意義な経験をもたらしてくれると思います。また、異国で生まれ育った同年代の人たちの考えを知ることで、自らの視野が大きく広がると思いますので、是非、積極的にコミュニケーションを図り、帰国後も連絡を取り合えるような繋がりをつくってきてほしいと思います。そして、近い将来、その一つ一つの繋がりが、高松・南昌両市や日中両国を今以上に強く結ぶ絆へと成長してくれることを願っています。

新入学(園)児用交通安全用品寄贈式

3月28日(金)

 新年度を前にして、本日、地元企業等の皆様から、新一年生に配布する多くの交通安全用品を寄贈いただきました。

 昨年、高松市においては、5,963件の交通事故が発生し、このうち15歳以下の子どもに関わる事故は295件ありました。けがをした子どもも、前年よりは減少したものの513人おり、憂慮すべき状況となっています。
 安全・安心なまちづくりの実現には、地域全体の協力が不可欠で、地元企業等の皆様からのこうした御支援は、ありがたい限りです。
 寄贈いただいた交通安全用品は、早速、市内の各学校等に配布し、交通事故防止のため有効に活用させていただきたいと思います。


 

 本日は、この春、栗林小学校に入学される三好健斗くんと土居初音さんが、市内の新入学児童を代表して出席してくれていましたが、本当に可愛らしく、お二人をはじめとして、新入学児童・園児の皆さんが、安全に安心して通学できる環境づくりに、今後一層努めていかなければとの思いを強くしました。

カマタマーレ讃岐出陣式

3月26日(水)

 本日、市役所玄関前の市民広場で執り行われた
カマタマーレ讃岐 2008シーズン出陣式」で、羽中田監督を始めコーチ・選手の皆さんに激励のあいさつをしました。
 今月、Jリーグが開幕し、サッカーファンにとっては待ちに待った本格的なサッカーシーズンが到来しました。また、今年の夏に開催される北京オリンピックでは、サッカーの「反町ジャパン」の活躍が大いに期待されており、全国的にサッカーへの関心が、一段と高まることと思います。


 このような中、本市、香川県を本拠地とするカマタマーレ讃岐は、今シーズンより羽中田新監督が就任し、さらに新たにJリーグ経験者などの有力メンバーも加わり、一層充実した戦力となり、シーズン終了時には、当面の目標であるJFL昇格という吉報が聞けるのではないかと大いに期待しています。
 カマタマーレ讃岐の今季開幕戦となる6日の徳島コンプリール戦には、私も応援に駆けつけたいと思っています。市民の皆様も、是非、新生「カマタマーレ讃岐」に、これまでにも増してあたたかい御声援をお願いしたいと思います。


平成20年第1回高松市議会定例会(閉会)

3月26日(水)

 本日、今年最初の高松市議会定例会が閉会しました。
 今議会は、私が市長になり初めて編成した通年予算である平成20年度当初予算のほか、4月から始まる新総合計画環境基本計画、また、LRTの導入も視野に入れた高松市総合都市交通計画教育振興基本計画等各種計画の策定・見直し、さらには自治基本条例の制定など、本市のこれからのまちづくりを左右する重要事項が議論の俎上に上っている時期ということもあり、それらについて、議員皆様から多くの質問を受け、それに対して私や担当部長から真摯にお答えしました。


 提出した平成20年度一般会計予算案を始めとする議案も全て可決され、これでいよいよ新年度を迎える準備が整いました。
 平成20年度は新しい総合計画の初年度であり、本市の新たなまちづくりが順調なスタートを切れるよう、市民皆様の御理解を得ながら、各種施策の円滑な推進に努めていきたいと思っています。

「平成20年高知城花回廊」開催に伴う表敬訪問

3月25日(火)

 4月4日から3日間開催される「高知城花回廊」のPRに、ミス高知観光キャンペーンレディーの高橋渚さんが、高知市観光協会の皆様と一緒に、本日、市役所を訪れてくれました。

 この「高知城花回廊」では、高知城内の階段や渡り廊下等が生け花や趣向を凝らした照明で装飾され、また、「和(なごみ)」をテーマにした各種ステージも開催されるとのことです。この照明による装飾は、本市で好評を博している「牟礼石あかりロード」を参考にされたとのことで、「石あかりロード」が他県でも注目を集めていることを改めて認識し、うれしく思いました。
 高知県は、先日、ソメイヨシノの開花宣言もされたところで、ちょうどこの催しが行われる頃は、満開になった桜が会場をより一層華やかにしてくれるものと思います。


 

 本市にも、玉藻公園の桜の馬場や栗林公園など、桜の名所は数多くありますが、お時間のある方は、高知にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

古高松南女子ソフト 表敬訪問

3月24日(月)

 昨年12月に行われた県予選で見事優勝し、3月28日から静岡県で開催される第1回春季全日本小学生女子ソフトボール大会に出場される古高松南女子ソフトボールチームの皆さんが、本日、市役所を訪れてくれました。


 この大会となるこの全日本大会は、全国の都道府県を代表する48チームがトーナメント方式で優勝を争うとのことで、強豪ぞろいだと思いますが、古高松南女子ソフトの皆さんは、県予選の準決勝・決勝とも二桁得点で快勝しており、本大会でもその活躍が大いに期待されているところです。
 今日お会いした皆さんは、写真のとおり小柄で、この小さな体のどこにそんな力が秘められているのか、不思議なくらいでしたが、日頃の練習で培った力を存分に発揮して、悔いの残らない戦いをしてきてもらいたいものだと思います。

 また、こうした全国大会は、地域を越えた交流を深める絶好の機会であり、是非多くの人たちと親睦を深め、一生の思い出となるような大会にしていただきたいと思います 。

「第2回高松国際ピアノコンクール」開催決定記者会見

3月24日(月)

 来る2010年3月に、「第2回高松国際ピアノコンクール」が開催されることが決定し、本日、開催決定記者会見に本コンクールの組織委員会顧問として出席し、ご挨拶をしてきました。
 平成18年3月に開催された第1回コンクールは、四国初の国際的なピアノコンクールでしたが、25の国や地域から306名もの若さと才能に溢れたピアニストの応募があり、大成功に終わりました。私も当時東京にいながら噂にその盛り上がりを耳にし、非常に嬉しく、頼もしく感じていたところです。


 

 私は、マニフェストにおいて、「音楽イベントなどを支援し、楽しい街づくりを進める」ことを掲げており、また、この4月から始動する本市の新しい総合計画においても、「心豊かな人と文化を育むまち」をまちづくりの目標の一つに掲げており、まさにこのイベントはそのシンボル的存在になるものだと思っています。
 また、2010年は丁度、高松市市政施行120周年に当たり、瀬戸内の島々を舞台とした瀬戸内国際芸術祭の開催も予定されています。
 これらの相乗効果により、本市の新たな飛躍の契機となる素晴らしい催しになることは間違いなく、市長としても、音楽好きの、そしてピアノという楽器に思い入れのある個人としても、コンクールの開催が今から待ち遠しく、楽しみです。

高松市交通安全シンボルキャラクター表彰式

3月23日()

 本市では、交通事故防止のPRに役立てるため、交通安全シンボルキャラクターのデザインとネーミングを募集していましたが、この度、デザイン341点、ネーミング242点という多数の応募作品の中から、採用作品が決定し、発案者に表彰状をお渡ししました。

 デザインの部では、高松工芸高等学校のM田栄子さんの作品が、そして、ネーミングの部では、太田南小学校の石原樹里さんの「まもりーぶちゃん」がそれぞれ選ばれました。写真のとおり、子どもから大人まで広く受け入れられそうな愛らしいキャラクターとなっており、可愛らしい愛称とともにいろいろな場面で人気者として活躍していただけそうです。M田さん、石原さんのお二人はもちろん、応募してくださった皆さん全員に感謝したいと思います。

 近年、香川県は、人口10万人当たりの交通事故死者数で、ワースト上位の常連となっています。

 本市としては、今後、この「まもりーぶちゃん」に交通安全街頭キャンペーンを始め、各種広報活動、交通安全教室、交通安全イベントなどで幅広く活躍してもらい、交通ルール遵守の更なる啓発に努め、交通事故の被害者を少しでも少なくして参りたいと思っています。

「第25回香川の漆器まつり」会場開き

3月22日(土)

 本日から2日間、玉藻公園の披雲閣で開催される「香川の漆器まつり」の会場開き式で、お集まりの皆さんにあいさつをしてきました。

 この漆器まつりは、今回で25回目と言うことですが、併せて開催される香川漆芸の始祖である玉楮象谷(たまかじぞうこく)先生を偲ぶお茶会は、何と140回を数えるということです。と言うことは明治になって間もなくからずっと続いているお茶会と言うことになります。まさに歴史と伝統のある催し物です。この祭りでは、漆器や家具の展示即売会のほか、お茶会、伝統工芸士の指導による彫漆技法の体験など、多彩な催しが開催されており、今や、春の始まりを飾る本市の風物詩として、広く市民の皆様に親しまれています。


 

 披雲閣の中には、多くの作品が展示されていましたが、どの作品も漆器独特の味わいのある手作りの温かみに溢れており、長い伝統と高い技術により生み出された香川の漆器の質の高さを改めて実感することができました。
 長い年月をかけて育まれてきた伝統工芸は、まさに地域の宝です。本市では、これまでも、香川漆器はもとより、家具や盆栽、庵治石など、魅力と特色ある地場産業の振興に努めてきましたが、今後更なる販路拡大や知名度の向上に積極的に取り組み、高松ブランドを構築していきたいと思っています。

青年海外協力隊出発前の表敬訪問

3月21日(金)

 本日、青年海外協力隊として2年間、サモア独立国へ小学校教諭として派遣される本市出身の楠原由樹子さんが,3月25日の出発を前に市役所を訪れてくれました。

 楠原さんは、サモア独立国の首都アピア市にある私立小学校で、美術や体育、またコンピュータ教育などの授業を行われるとのことです。サモア独立国は、オーストラリアの北東に位置する人口18.5万人の面積は鳥取県よりやや小さい島国で、学校教育の環境は十分に整っているとはいえない状況だそうです。さらに、楠原さんが従事される学校は、平成16年に開校したばかりということで、いろいろとご苦労も多いと思いますが、楠原さんの知識や技能が大きく生かして、現地の教育の向上に貢献していただけるものと期待しています。


 

 サモアの子どもたちは、恵まれた教育にないからこそ、学びたいという気持ちが強く、必死になって楠原さんに教えを乞うと思います。楠原さんには、その気持ちをしっかりと受け止め、子どもたちの将来の可能性を大きく広げてきてもらいたいと思います。

「漱石の絵てがみ〜橋口貢・五葉との交流」
特別公開・レセプション

3月19日(水)


 3月20日から5月6日まで、四国村ギャラリーで開催される「漱石の絵てがみ〜橋口貢・五葉との交流〜」展の特別公開・レセプションに出席し、あいさつをしてきました。
 夏目漱石は手紙を書くことが好きだったそうで、特に「吾輩は猫である」を執筆中に書かれた橋口兄弟あての絵てがみなど、約2,500通もの手紙が残されているそうです。
 本展覧会は、教え子で後に外交官となった橋口貢やその弟で漱石作品の装丁・挿し絵を数多く手掛けた人気洋画家 橋口五葉に宛てた絵てがみを中心に、自筆原稿や落款など、約60点の遺愛品が展示されるものです。

 あいさつをした後、私も観覧させていただきましたが、漱石自筆の絵てがみからは、漱石の当時の心情を読み取ることができ、ほのぼのとした中にも明治の時代らしい一本気骨が通ったところも感じられ、私たち現代人が忘れかけている、人と人とのコミュニケーションの大切さや、豊かな心、みずみずしい感性を甦らせてくれるものだと感じました。興味のある方は是非足を運んでみてください。

十河体協「第8回西日本中央連携軸家庭婦人バレーボール大会」
の優勝報告

3月18日(火)

 「第8回西日本中央連携軸家庭婦人バレーボール大会」に本市代表として出場され、見事優勝を果たされた十河体協の皆さんが、市役所を訪れてくれました。
 この「西日本中央連携軸」というのは、中国道と日本海を繋ぐ米子道が開通し、日本海から瀬戸内海を経て太平洋を結ぶ高速自動車道が完成したことにより、中国四国地方の沿線15市がそれぞれの特色を生かしながら、様々な分野で交流・連携していこうとしているもので、その一環として、このバレーボール大会が行われています。


 

 バレーボールは、本市でも四国Eighty8Queenが地域密着型クラブチームとして誕生してから、従来以上に注目を集めています。8回目を迎えるこの大会も、バレーと言うスポーツを通じて従来行き来の少なかった南北に位置する地域同士が交流するという非常に意義のある大会であると存じており、今後更に発展していくことを期待しています。
 今日お越しいただいた十河体協の皆さんは、優勝をしたチームのメンバーというだけあって、明るく活気に溢れていました。21日からは、香川県代表としてママさんバレーの全国大会にも出場されるということで、実力を存分に発揮されて更なる活躍をしてくれるものと楽しみにしています。

高松ケーブルテレビ
「環境教育番組/未来環境防衛隊ドラゴンマン」収録

3月10日(月)


 本日、高松ケーブルテレビが4月から放送する子ども向けの環境教育番組「ドラゴンマンといっしょにわたしたちの未来を守ろう!」の収録に参加しました。
 写真でお分かりのとおり、このドラゴンマンは、日本が誇る特撮ヒーロー、ゴレンジャーなどの東映のスーパー戦隊の系列につながるものです。そして、この番組は、2004年から、香川県内の幼稚園・保育所・小児病棟等への訪問やステージイベントを通し、環境保護意識の啓発と子どもたちの心身育成に活躍してきたドラゴンマンが、「地球環境問題」を始めとする諸問題について、自治体や地元企業の取組みを紹介しながら、親しみやすく、かつ、わかりやすく解説していくユニークな番組です。

 本日は、ドラゴンマンからの未来環境防衛隊「高松市総監」への就任打診を引き受けた後、ドラゴンマンとがっちり握手を交わし、「子供たちに元気と夢と希望を与え、地域の環境、地球の環境を守るために高松市とドラゴンマンが一緒になって頑張りましょう」と、共に環境問題に取り組んでいくことを誓いました。

 子どもたちにとってドラゴンマンのようなヒーローは憧れの的であり、その姿に自分自身を重ね合わせ、「環境はぼくたち、わたしたちが守る!」という心を育んでくれるよう、私も高松市総監としてできる限り協力していきたいと思います。

第4回地域形成フォーラム

3月8日(土)

 本市では、香川大学香川県と共同で、道州制を視野に入れた高松都市圏の進むべき方向性や地域政策のあり方についての調査・研究に取り組んでおり、本日、これまでの調査研究成果の報告と最終とりまとめを前にした議論の場として、「第4回地域形成フォーラム」を開催しました。

 開会のあいさつに引き続いて行われた成果報告では、三好香川大学大学院客員教授から「芸術文化人と企業人との出会いによる新たな産業の創出」が、また、土井香川大学教授から「都市部の生活と瀬戸内海の島々がもつ自然や文化との連携強化」がそれぞれ提案され、私が目指す芸術や文化に力を入れたまちづくりが今後一層重要になることについて、共通の認識をもつことができました。特に知的創造産業の誘致,育成に力を入れていく「クリエイティブ都市」と海と田園をつなぐ「海園都市」といったコンセプトはこれからの本市のまちづくりの軸になり得べきものです

 また、井原香川大学大学院地域マネジメント研究科長をコーディネーター役とした、小川香川経済同友会代表幹事、一井香川大学長、真鍋香川県知事と私によるパネルディスカッションでも、高松都市圏の将来像について様々な視点からの建設的な意見が出され、最終とりまとめに向け、意義あるフォーラムになったと思っています。

第60回高松第一高等学校卒業証書授与式

3月7日(金)

 本日、高松市立の唯一の高校である高松第一高等学校の卒業式に出席し、総勢305人の卒業生の皆さんにお祝いの言葉を送りました。
 春の訪れを感じさせる絶好の日和の中で、式は厳かに進められ、卒業生の皆さんは、式の間中、頭の中では、3年間の高校生活での数々の思い出が駆けめぐり、感慨もひとしおのことだったと思います。


 私が高校の卒業式に参列するのは、自分自身の卒業式以来だと思います。その分、普段出席している様々の行事にはない緊張感がありました。
 どんな演出があるのかな、と思っていましたが、一高の卒業式は、昔からの伝統にのっとった格式高い儀式として淡々と進められ、それはそれで感動的でした。自由な校風を売り物にして、卒業式でも、賑やかにはしゃぐだけの式もあるように聞いていますが、やはり節目節目の伝統儀式は、厳かに昔から受け継がれた伝統にのっとり行われるべきものだという思いを強くしました。ただ、最後の蛍の光の合唱で、私自身が2番の歌詞を歌えず、忸怩たる思いもしました。

 それとこの厳かで感動的な舞台を見事に支え、演出していたのは、式場に流れた音楽と歌声でした。音楽部の在校生が中心となって編成された管弦楽とコーラスだそうですが、さすがに音楽科を擁し、有名な音楽家を数多く輩出している学校だけのことはあります。それを聞いているだけでも心を揺り動かされるものがありました。

 人生において、新たな第一歩を踏み出された卒業生の皆さん。これからの行く手には、様々な困難が待ち受けていると思いますが、皆さんには、校歌の一節にある「雲に嘯く高松の 高き教を守りつつ 誠捧げて世に立たん」のごとく、故郷高松で生まれ育つ間学ばれてきたことを胸に、それぞれの進路・立場で、社会を形成する有為な一人の人間として、積極的・主体的にその役割を果たされていくことを期待しています。

女木島・男木島 視察

3月6日(木)

 本日、高松港から海を渡り、女木島男木島を視察してきました。
 天候にも恵まれ、女木島では、現在休校中の女木小学校の施設や大洞窟を、男木島では、灯台資料館や水仙郷を見て回りました。


 女木島の桜はまだでしたが、男木島ではそろそろ見納めの時期ではあるものの水仙が可憐な花をたくさん咲かせて楽しませてくれました。女木島の桜は、サンポート高松から正面桜が見えたら観光振興にもなると、JR四国などの協力で組織された「女木島に桜を植える会」が、ボランティアの方々とともに千本以上も桜を植樹したものです。しかしながら、近年、高齢化が急速に進んでいる島では、島民だけでは桜の周辺の草抜き等の維持管理に支障がでているとのことでした。

 また、男木島の水仙は、こちらも多くのボランティアの方々が協力して日本一の水仙郷を作ろうと植栽したものですが、人口減と高齢化等で島民だけでは、なかなか管理が行き届かないという話も聞きました。

 高松市の自慢すべき瀬戸内海に浮かぶ美しい離島である女木島と男木島。桜と水仙の名所である花の島としても売り出そうとしています。一方で、人口減と高齢化に悩む島でもあります。
 その魅力ある資源を後世に残していくためにも、市民ボランティアの手をお借りするなどして、草抜きや周辺整備などの維持管理を的確に行っていきながら、観光振興や活性化事業に一層力を注いでいく必要があるとの思いを強くしました。

高松市消防協力者表彰式

3月6日(木)

 去る2月5日、香川大学附属高松中学校において、心臓発作で心肺停止状態となった教諭を、同僚の先生方が連携協力してAED(自動体外式除細動器)を使用した迅速かつ適切な救命措置を行い、救助するという事案がありました。
 今回の事案は、市民の方がAEDを使用して人命救助をしたという本市初、香川県でも初めてという事案となっただけでなく、学校において次世代を担う生徒達に、先生自らが勇気ある行動を示した素晴らしいものです。


 そのような模範的な行為を讃えるべく、本日、AEDを的確に使用した河田哲也教諭を中心に現場で救急隊員が到着するまで懸命の救命措置を行った学校関係者に対し、市長感謝状をお渡ししました。
 救助された教諭は順調に回復されているということで、手早く的確な応急手当、救急処置が、1分1秒を争う救命にとって、極めて重要であり、勇気を持って行動すれば、かけがえのない命を救うことができるということを実証する恰好の模範事例です。
 今回の件をきっかけに、市民皆様の救命救急等危機管理に対する意識が、更に向上し、AED配備と的確の使用の重要性への認識が深まっていくことを期待しています。

高松市消防局 高度救助隊発隊式

3月3日(月)

 平成16年10月、新潟中越地震において余震が続く中、土砂と岩に埋まった車から幼い命が救われた事案、また翌年発生したJR福知山線の列車事故等を教訓に、大規模災害時における救助体制のあり方が見直され、中核市である本市には、人命の救助に関する専門的な教育を受けた隊員と、二次災害回避のための地震警報器を始めとする資機材を装備した高度救助隊の設置が義務付けられました。


 これを受け、本市では、北消防署の特別救助隊を高度救助隊とすることとし、この度、その体制が整ったことから、本日、市役所玄関前で発隊式を執り行い、私から、12人の隊員一人一人に隊のワッペンを付けながら激励の言葉をかけました。
 近年、災害事象が大規模かつ複雑多様化する中、高度救助隊には、その能力と持てる資機材をフルに生かし、管轄人口48万人の住民の安全と安心の確保のため、活躍されることを大いに期待しています。


第7回屋島クリーン大作戦

3月2日()

 本日、早朝より実施された屋島クリーン大作戦に参加してきました。

 この屋島クリーン大作戦は、不法投棄によるごみや屋島地区の海岸線一帯に多数打ち上げられた海上のごみが、屋島の景観や自然環境の悪化を招いていることから、地元の方々や多くの市民ボランティアの皆様が毎年清掃活動を実施されているものです。

 昨年は、1,500名を超える参加があり、約12トンのごみを回収したとのことですが、7回目となる今年も過去最高となる約1700人の多くの皆さんの参加を得ることができ、喜ばしい限りです。 


 私が清掃活動に加わった屋島の先端、長崎の鼻付近は、傾斜がきつく、写真のように、リレー方式で拾い集めたごみを運びましたが、市民の皆さんと力を合わせ、たかまつの景観・環境を守っているという実感がもて、すがすがしい気持ちになりました。
 次の世代にかけがえのない美しい故郷を引き継ぐためにも、こうした取組みによって、市民皆様の間に、環境美化の意識が根付いてくれることを願っています。


たかまつ水環境シンポジウム2008

3月1日(土)

 本日、「たかまつ水環境シンポジウム2008」を開催しました。

 地球にある水全体の2.5%しかない淡水のほとんどが氷や地下水で、人間が容易に使える水は全体の0.01%であると言われており、21世紀は、水不足や水汚染の問題の深刻化する「水の世紀」とも言われています。
 このような中、本市では、先日の活動報告でもお伝えしたように、水に関わる様々な関係者で構成する「高松水環境会議」を設置し、水をめぐる各種施策の連携・調整を図ろうとしており、本日のシンポジウムは、その議論を深めていくきっかけづくりとして開催したものです。


 シンポジウムでは、「高松水環境会議」の会長である植田先生の基調講演に続き、下水道新技術研究所所長の栗原様にコーディネーター役に、新見香川大学教育学部長、長町香川用水土地改良区相談役、吉田香川の水辺を考える会代表、植田先生によるパネルディスカッションが行われました。豊富な御経験や知識に裏付けされたお話や意見交換が、今後の水環境会議での議論を始め、「水(自)から考える たかまつのまちづくり」に大きく生かされることを期待しています。

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

 

 

 

 

2006年の活動報告 2007年の活動報告 2009年の活動報告 2010年の活動報告 2011年以降の活動報告