現代の子どもたちは、物質的には豊かさを享受しているように見えますが,その一方で、いじめや有害情報の氾濫、更には社会的モラルの低下など、子どもたちを取り巻く環境には、様々な課題が山積しています。また、子どもたちが「生きる力」を身につけるうえで重要な地域の連帯感やふれあいも、少子化や核家族化の進展などを背景に希薄化の傾向にあります。 このような中、「明日の子ども会を考える」をテーマに、2日間にわたり開催される本大会で、希望に満ちた明日の子ども会のあり方について、関係者で種々議論が深められることは、意義深いことだと思います。本大会を契機として、地域ぐるみで子どもたちを育む体制の更なる充実が図られることを期待しています。
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