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第31回高松市身体障害者スポーツ大会

9月30日()

 生憎の雨模様となり、開催場所が玉藻公園から市総合福祉会館へ変更となってしまいましたが、恒例の高松市身体障害者スポーツ大会が盛大に開催されました。
 障害を持つ人たちとそれを支えている人たちの年に一回の運動会です。
 私も、開会式から参加し、事故や怪我のないように注意しながら一日張り切って楽しみましょうと挨拶をしました。
 そして、最初の競技である「パン食い競争」に参加して、小学生の低学年の時以来でしょうか、口でパンをくわえ、引きちぎって走りました。

 屋内でのちょっとした運動ですが、少しでも身体を動かせて、屈託なく笑うことができて、特に障害者にとっては非常に意味のあるイベントだと思いました。身体を動かして楽しむことが健康の秘訣です。

たかまつ松平藩まちかど漫遊帖初日−近き者喜べば遠き者来る−

9月29日(土)

 ついに、やってきました。讃岐は『たかまつ松平藩まちかど漫遊帖』の初日です。
 以前、るいままさんとチーフ・ツァー・プロデューサーの崎さんが突然市役所にやってきて、このイベントのご紹介とご要請とご案内を受けて以来、この日を楽しみにしていました。

 というと大袈裟ですが、とにかく高松の観光振興を図る上で、市民が高松市の良さを肌で感じて知ることのできる非常に有意義なイベントとして注目していました。しかも、まだ2回目とは言え、昨年の15コースから今年は一挙に34コースに増大。合併町の資源を紹介する魅力的なコースもたくさん加わって、参加者も昨年の500人から倍増、あるいは3倍増は間違いなしだと思われます。
 このようなイベントを民間の有志が集まって自分達で企画、盛り上げていただけるというのは本当に有難い限りです。市民と行政との協働によるまちづくりの一つの理想的な形ができつつあるようにも感じています。

 今日は、駅前広場に9時に集合して、開会式。私も一言挨拶して、出発進行です。定員10人のところに報道陣も集まっていたため、カメラと併せて総勢20数人のまちかど練り歩きになりました。
 駅前から、後藤塗の店のある古新町に向かう途中で「たばこや蒲鉾店」にお立ち寄り。一風変わった店の名前で180年以上この地で蒲鉾店を営まれているそうで、うどんと並ぶ(大分知名度は落ちますが)讃岐の食の名物「天ぷら」が美味しいことでも有名な店でもあります。 


 揚げたての細天を半分に折って見せてくれて、これで割れないのがいい天ぷら、うどんの「腰」ではなく、「脚」が強いのを買ってください、と教えていただきました。

 そして、まだ20代でお若い宗家後藤盆の5代目後藤孝子さんに案内されて、後藤塗りの本家に到着。庵治石の上に特殊なゴムのついたプレートに好きな絵図や文字を彫って、漆(かぶれないカシュー漆)を被せて乾燥させます。


 私は、選挙のときのキャッチフレーズからとった「夢と誇り」という言葉を彫りました。

 その後、後藤本家の斜め前にある保多織の「岩部保多織本舗」にお邪魔し、初めてお目にかかるご主人とご挨拶をしてしばらく懇談しました。

 私が、クールビズ初日に保多織のシャツを着用して、地元紙に「クールビズ、保多織着なきゃ」で記事になって随分お客さんも増えたとのことで、御礼を言っていただけました。高松の伝統工芸である「保多織」ですが、その肌触りといい、丈夫さといい、通気性のよさといい、なぎがあって独特の暑さの讃岐の夏に合う非常に合理的な素材だと思います。そして「使うほどに風味と愛着が出てくる」というのは本当です。私もその良さをますます実感しています。


 もちろん今日もスタンドカラーの保多織のシャツで参加したことは言うまでもありません。

 この「まちかど漫遊帖」、今日から土日を中心に高松市内のあちこちで12月2日まで、約2ヶ月にわたって繰り広げられます。
 より多くの市民の皆様に参加していただき、高松の隠れた、知られざる良さを見つけ、味わっていただきたいと思います。
 そして、それをいろいろな人に宣伝していただければ高松市の観光振興に役立つことこの上無しです。

 そうなれば、まさに私の地域振興のモットーとしている

 「近者説、遠者来」の実現となります。

 「たかまつ松平藩まちかど漫遊帖」の大成功。心から祈っています。

岐阜視察(市街地再開発、鵜飼観光)

9月24日(月・)25日(火)

 2日間にわたり、平成元年10月から5年3月まで住んでいた岐阜市を訪れ、中心市街地再開発事業を視察してきました。
 7月に細江岐阜市長さんが高松に来られ、丸亀町商店街A街区の再開発事業を視察いただいた折、是非うち(岐阜市)のも見に来て欲しいとお誘いを受けていたものです。

 JRで岐阜駅に着くと、駅ビル及び駅前広場が高架事業に伴って全く一新されようとしており、当時とは見違えるようになっていました。そして、駅の北西かどには、周りの空間を切り裂くような43階建ての「岐阜シティー・タワー43」と名付けられた再開発ビルが建っていました。岐阜城のある金華山の丁度半分程度の高さだというそのビルの屋上からの眺めは言うまでもなく素晴らしく、かつてこの地を治めて楽市楽座で商業振興を図り、天下統一の足がかりとしようとした織田信長の気分にも近づけるようです。




 細江市長さんとも面会し、いろいろなお話をお聞きしてきました。美川憲一の柳ヶ瀬ブルースで有名な柳ヶ瀬商店街についてはこれからですが、そこも含め大小4つほどの再開発事業が動き出そうとしているそうで、岐阜は大きく変わっていく、と夢を含めて明るい見通しを話されていたのが印象的でした。

 また、夜は復活を遂げた長良川鵜飼をゆっくり船に乗り見物させていただきました。以前、私が住んでいたときは、関係者の協力体制も悪く、伝統行事というだけで感激も少なく、寂れた印象でリピーターなどは考えられないほど低迷をしていましたが、それが久しぶりに見てびっくり。 

 まず、三連休の最後の日の夜という条件で船がほぼ満杯になるだけの客がいるのが驚きでした。しかも、これも昔はなかった乗船前の鵜匠さんに鵜を使ったデモンストレーションに集まってきた客層を見ると、若い女性と外国人がたくさん目に付くのです。聞くと、最近の見物客は、若い人が多く、リピーターも増えてきているとのこと。
 そして、最後には、鵜匠の船が近くに横付けしてくれて、鮎捕りを頑張った鵜を開放させる後始末まで見せてくれるようになっていました。正直言って、私自身、鵜飼を見て初めて「良かった」と満足感を得られました。

 長い道のりと幾多の困難を経て、ここまで復活できたとのことですが、両岸の道路を車両通行止めにしたり、旅館ホテルの明かりもほとんど消して周囲を暗くする努力など、一つ一つの積み重ねがあってのことのようです。
 そして、宮内庁直轄の行事として1300年以上続いている伝統の重みが、底力を発揮したのでしょう。昔にできるだけ近づくことで、スローライフ癒しを求める現代の観光客のニーズに合致したとのことです。鵜飼観光の復活を見て、昔ながらのものを守る、続けていくことの大切さを教えられたような気がしました。


 これならこの地を訪れて有名な次の句を詠んだ俳聖の境地を追体験することも可能です。

     「面白うてやがて悲しき鵜舟かな 芭蕉」

 岐阜市では、他にも昔ながらの街並みを保存整備している景観統一整備事業や無電柱化推進事業など、本市でも参考となる取組みを数多く実施されていました。

 懐かしくもあり、得るところも多かった視察となりました。

敬老会訪問

9月16日()・17日(月)

 敬老の日を迎えるに当たり、幹部職員で手分けをして、私自身は2日間で市内8地区の敬老会を訪問し、お集まりの皆様の長寿をお祝いしてきました。
 今回の挨拶を前に調べてみると、何と我が国の平均寿命は既に、男性が79.00歳、女性が85.81歳までに達していました。
 本市の敬老会の対象となるのも75歳以上ということで、杜甫が昔「人生70年古来稀なり」とした古希(70)ぐらいでは、高齢者の仲間入りもできない状況です。


 高松市内では、105歳の方を筆頭に100歳以上の方が140人、75歳以上の方が、約4万2千人居られます。
 丁度人口42万人の1割の方が75歳以上という計算になり、とてもとても、これらの方のご意向を無視してまちづくりはできなくなっています。
 挨拶をしながら、本当に真剣に、高齢者が毎日の生活に張り合いを持ち,楽しく過ごせ、住み易いまちを作っていかなければいけない、それがこれからの良いまちなのだ、との思いを強くしました。

第12回 ROBO−ONE in高松

9月16日()

 昨日、今日の2日間で熱戦が繰り広げられていた第12回ROBO−ONE高松大会の決勝戦と閉会式にご案内を受け、県民ホールに行ってきました。
 このROBO−ONE大会とは毎年春に東京後楽園ホールで、秋に地方都市で行われる「二足歩行ロボットの格闘競技大会」です。
 私もテレビで見たことはありましたが、実際にその競技を直で見るのは初めてでした。

 会場は、予想していた以上の熱気でむんむん。県民ホールのアクトホールは座席がほぼ埋まり、ステージ前に設えられている特設リンクに注目が集まり、後方のスクリーンもあわせて見ながら、大いに盛り上がり、声援が飛び交っていました。
 軽量級は、驚いたことに女性同士の決勝戦となりました。結果「ガルー」が優勝。優勝した女性のだんなさんも前回の優勝者だそうですが、ROBO−ONEにとっぷりとつかっているご夫妻のようです。
 重量級は、韓国の同じグループ同士の決勝戦となり、結果、後輩である「GADZET2」が優勝。

 軽量級の優勝者と重量級の優勝者が戦った無差別級の決勝でも、重量級の「GADZET2」に軍配が上がりました。

 優勝した韓国の若者のコメントが面白く、「先輩に勝って優勝してしまって、韓国に帰ったら叱られるのではないかとそれが心配です。」というもの。長幼の序を重んじる儒教の国韓国らしさを感じたものでした。
 ともかく、私が小さい頃、鉄腕アトムなどの漫画やアニメを通じて空想していた二足歩行の人間型(ヒューマノイド)ロボットが、技術の進歩により、目の前で格闘技まで演じられるようになっていることに素直に感動を覚えました。
 特別賞をもらったロボットなどを見ると、本当にユニークなアイデアと技術力がピカピカ光っているのを感じました。

 楽しんで、そして競い合いながら最先端であるロボット技術をさらに進歩させていく。ROBO−ONEのコンセプトの素晴らしさに出会えて嬉しくなりました。
 そして、ROBO−ONE委員会代表の西村輝一さんを始め、この大会を高松市で開くことにご尽力いただき、成功に導いてくれた香川ヒューマノイド研究会を中心とした実行委員会の皆様に感謝すると共に、是非このROBO−ONE大会で培われたロボット技術と競技の芽を高松市に残し、膨らませていただきたいものだと願っています。

ひょうげ祭り初出場

9月9日()

 今日は、昼から高松市香川町浅野地区の伝統行事であるひょうげ祭りに参加をしてきました。
 しかも、初出場ながらメインキャラである神官役です。
 祭りの前のうどんをご馳走になってから、フェイス・ペイントと着替えに入ります。
 顔を面白おかしくペイントするのですが、ここまで顔を塗られて変身するのは、初めてでした。
 塗られた後に、「気分はどうですか?」との取材を受けましたが、自分の顔がどうなっているのか、確かめられないため、「変な気分です。」としか応えられませんでした。少し情けない思い。
 でも、メイクをした顔を鏡で見て、神官の衣装というには安作りの昔の蚊帳を縫い直した薄羽織を纏い、着替え終わると、何となくその気になって来るから不思議です。

 「我は、神官であるぞ。」と気分が高揚してくるのです。
 外に出て、一緒にパレードをする小学生と記念撮影をしてから、張りぼてで精妙に拵えてある馬に乗り、それを引っ張ってもらってパレードの始まりです。
 約2キロの道のりなのですが、途中やっこさんや神輿のかき手がひょうげながら(おどけながら)、しかもふらふらと時々コースを外れてゆっくりと歩くもので、少しずつ、少しずつしか前へ進んで行きません。途中、休憩も挟んで、約2時間かけてのひょうげ者の練り歩きです。そして、終点は、祭りの主人公である「矢延平六さん」が江戸時代寛文年間に築いたという新池です。

 途中、沿道では多くの市民の皆様から手を振って声援をもらいました。
 「あれ、市長さんちゃうん。」「ほんまや。市長さんや。」「よお、何でもでとるのぉ。」という声があちこちで聞こえました。


 最初は、照れていましたが、そのうち、手を振ると手を振って応えて貰えることが快感となり、笑顔を写真のレンズに向けながら、良いパフォーマンスができました。
 そして、新池に着くと、祝詞をあげて、弓で池に矢を放ち、今年の水の恵みや豊作を感謝します。その後、酔いと疲れでふらふらの神輿かきが最後の力で神輿を池の中にまで運び込んで祭りは終わりました。
 終了後、顔を洗ってメイクを落とし、着替えをした後は、無事、役目を務め終えほっとすると同時に、農村に土着して残っているひょうげ祭りの素朴さゆえの素晴らしさを体感し得た喜びが湧いてきました。


 ところで、ひょうげ祭りでその徳を偲ばれている矢延平六は、藩命によって百個所を超えるため池や導水路の築造に携わっていたそうです。この地、高松に最初に水道を敷設した技術者で、高松市水道資料館には、当時の水道施設が展示されているそうです。
 いわば、高松の水の先駆者とも言える人物。高松市と水との関わり方を新たに考えていこうとしている折、その意味でも時宜を得た体験となりました。平六さんに感謝です。

東貴紀君 スペシャルオリンピックス世界大会出場に伴う表敬訪問

9月7日(金)

 9月20日から中国・上海で開催される「スペシャルオリンピックス世界大会」に、ボウリング競技日本代表として出場することとなった香川大教育学部付属特別支援学校高等部1年の東 貴紀君が、本日、市役所を訪れてくれました。

 スペシャルオリンピックスは,知的発達障害のある方々の自立や社会参加を目的として、日常的なスポーツプログラムや、成果の発表の場としての競技会を提供する国際的なスポーツ組織で、いつもどこかで活動しているということから、オリンピックスと複数形になっているとのことです。
 このスペシャルオリンピックスの競技では、他の人に勝つことではなく、自己の最善を尽くすことが目標とされているそうです。


 香川県選手初の世界大会出場者となる東君には、いつも通り元気よくプレーし、また、他の選手との交流の中で、多くのことを学んできてほしいと思います。

平成19年第4回高松市議会定例会開会

9月6日(木)

 今日から高松市議会の9月定例会が開会しました。
 9月21日までの16日間の日程で,今日は、今議会に提案した平成19年度一般会計補正予算案や法改正に伴う条例改正案などについて私から提案説明を行いました。
 6月定例会の時は、初めての定例議会とあって、かなりの緊張感がありましたが、今回は、比較的平常心で臨めました。所信表明が無かった所為もあるでしょうが。
 今議会においても、補正予算、総合計画などを中心に、現在、高松市の抱える諸課題について、市政の発展に資するべく活発な議論が交わされることを大いに期待しているところです。

 五箇条御誓文ではありませんが、「広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ」は、民主主義の基本です。そして、市議会は、市政に市民の声を反映させる最も権威があり、有効な場でもありますので、市民の皆さんには、より大きな関心を持っていただきたいと思います。議場に足を運んでいただければ、より臨場感を味わいながら議論を聞くことができますし、CATVでも本会議の様子は放映されますので、ご覧いただければ幸いです。

高齢者訪問

9月3日(月)

 本日、鎌田議長と一緒に市内の男女最高齢者と100歳になられる方々を訪問し、長寿のお祝いをしてきました。
 市内の最高齢者は、男女ともに105歳ですが、100歳以上の方となると市内に136人居られます。
 さすがに、100歳となると、耳や目が不自由となり、かなり身体も悪くなられている方も多いのですが、写真の在宅で日常生活を送られているお二方などは、足腰もまだまだ丈夫で、好き嫌いなく何でも召しあがるとのことでした。やはり食事と運動が長寿を支える大きな要因だと実感しました。

 100年を生きてこられた皆さんの笑顔に接するだけで、こちらも大きな生きる力を与えられたような気になります。長寿のご利益にあやかりたいとの気持ちになります。

 近年、人と人のつながりが薄れつつあり、お年寄りが事件、事故や災害の犠牲になる寂しいニュースも耳にしますが、本市としては、高齢者の方々ができるだけ住み慣れた地域で安心して暮らしてゆけるまちを目指し、今後一層、各種施策・支援に取り組んでいきたいと思います。
 そして,来年も多くの温かい笑顔に会えることを楽しみにしています。

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