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祝・男女共同参画都市宣言10周年

11月22日(木)

 本日、2007年男女共同参画都市宣言10周年記念市民フェスティバルのメイン行事として、弁護士で「女性と仕事の未来館」館長である渥美雅子先生をお迎えしての講演会が市役所で開催され、ご挨拶をしてきました。
 この市民フェスティバルは、昭和49年の「婦人のつどい」開催以来、今年で34回目を迎えますが、これまで、市民活動団体等で構成する高松市男女共同参画センター登録団体ネットワークを中心とした実行委員会の皆様の御尽力により、男女共同参画社会の実現に向けた施策の推進に大きく貢献していただいています。


 平成9年に、中四国初めて、全国で13番目に男女共同参画都市宣言を行った本市では、「たかまつ男女共同参画プラン」に基づき、「あらゆる分野で,だれもがいきいきと自分らしく生きる男女共同参画社会の実現」に取り組んでおり、この度の宣言10周年を契機に、施策の推進に更なるお力添えをいただければ幸いです。

高松冬のまつり実行委員会 総会

11月21日(水)

 本日、高松冬のまつり実行委員会の総会が開催され、副委員長として、委員の皆様にあいさつをしてきました。
 高松冬のまつりは、今年で21回目を迎え、今では本市の冬の風物詩としてすっかり定着し、県内外の皆様に御好評を頂いています。

 今年は、20回を過ぎて、原点に返ってもう一度祭りのあり方自体を見直そうという意見もあり、開催日数を10日から5日にするなどダウンサイジングをしながらも、北海道帯広市との「愛と幸福」をキーワードにした交流開始を記念し、新たに帯広市のブースを設けて特産品の販売をするなど、新しい趣向も凝らして、盛りだくさんの内容を予定しています。
 また、恒例のキラキラ隊、かがやき隊などによるステージイベントも繰り広げられるほか、幸福駅の駅前オブジェなどをイルミネーションで再現して、光り輝く予定となっていますので、多くの市民の皆さんのご来場をお待ちしています。

秋田県由利本荘市(旧矢島町)訪問

11月18日()〜20日(火)

 18日から20日まで、二泊三日で高松市歴史民俗協会の皆様と一緒に、江戸時代に生駒氏が移封となった秋田県矢島藩のある由利本荘市(旧矢島町)を訪問してきました。

 高松空港から羽田を経由して秋田空港に着くと、外はみぞれ模様。初雪ということでしたが、それがそのうち本格的な雪に変わり、鳥海山の麓にある宿「フォレスタ鳥海」の周辺は真っ白。翌朝には10センチ以上の積雪でした。天気予報で覚悟はしていたものの、強烈な歓迎を受けました。御家騒動の末の懲罰的お国替えとはいえ、温暖な四国讃岐17万石から秋田の1万石への移転は非情な沙汰としか言いようのないものです。ましてやこの寒さと雪。否応無しの自然の厳しさを肌で感じながら、生駒氏の無念に思いを馳せました。


 初日の夜は、旧矢島町の佐藤前町長さんを筆頭に生駒顕彰会の皆さんが我々の歓迎会を開いてくれました。また、翌日には生駒氏の菩提寺である龍源寺や昔の家老屋敷を保存活用している交流施設などを見学しました。小さい町ではありますが、そこは一藩を率いる大名がいた町です。城下町としての風情はそこかしこに感じられました。
 その後、由利本荘市の中心部に移動し、柳田市長さんから市の施設をいくつかご案内いただきました。由利本荘市は、1市7町が合併してできた市ですが、江戸時代の藩では3つの藩にまたがることになるようです。人口は、9万人で面積が1200平方キロメートル。本市が42万人で375平方キロメートルですから、大分感覚が異なります。



 2日目は秋田市泊。3日目には、協会の皆さんとは別行動で秋田市の総合環境センターを見学してきました。5年前から稼動しているシャフト炉式ガス化溶融炉を中心とした施設で、徹底して最終処分量を低減し、埋立て処分地の延命を図ると同時に余熱を利用して蒸気タービン発電も行い、売電している秋田市自慢の施設です。
 施設内は、広々としていて清潔で、最終処分場全体がまさにエコタウンと言ってもいいような趣でした。相当お金もかかっているようですが、それだけごみ処理から地球温暖化対策まで、環境問題は市町村にとっても最重要課題になってきているのです。いろいろと勉強になりました。

 

首都圏在住高松市観光大使研修会

11月14日(水)

 国の出先機関や企業の支社・支店が集中する本市では、高松に赴任された支社長さん、支店長さんを始めとする、企業等組織の中核を担われ、高い御見識と幅広いネットワークをお持ちの皆様に、「高松市観光大使」への就任をお願いしており、本市の観光や物産などの良さを広く国内外に御紹介、PRしていただいています。

 本日は、その観光大使のうち、現在は転勤等で首都圏に在住されている皆様との交流研修会が観光大使の溝渕さんが経営されている銀座の「sun−mi高松」で開催され、私も出席してきました。
 研修会の挨拶では、昨年12月にリニューアルオープンした「新屋島水族館」や再開発事業が一部完成し賑わいを取り戻しつつある丸亀町商店街の状況や「むれ源平石灯りロード」、「たかまつ松平藩まちかど漫遊帖」など、本市の新たな観光資源やイベント企画について大使の皆様に御報告し、今後における積極的なPRをお願いしてきました。

 また、アトラクションでは、観光大使でもある小松玲子さんの見事なマリンバ、パーカッションの演奏の披露があり、大いに盛り上がりました。
 国際的な分野で活躍されている方もいて、大使の皆様からは、様々な角度から、本市の観光振興に役立つ御意見をいただくことができました。是非、今後の参考にさせていただきたいと思っています。

高松市子ども議会

11月13日(火)

 本日、高松市議会の本会議場に、市内の小中学校の代表の皆さんをお迎えし、第3回目となる「高松市子ども議会」を開催しました。

 この子ども議会は、市議会の仕組みや市役所の仕事をより深く理解していただくために行っているもので、実際の議会とほぼ同じように、子ども議員の質問を受け、市長である私を始め、教育長や部長が子ども議員の皆さんの質問にお答えするものです。

 子ども議員の皆さんは、少し緊張しながらも、故郷をより良くしたいという想いや熱意がこめられた良い質問をしてくれました。中には、大人顔負けの素晴らしいアイデアや厳しい指摘もあり、頼もしくも感じました。


 参加された子ども議員の皆さんには、この貴重な経験から学んだことをこれからの人生に生かしていただきたいと思います。
 そして、今日学んだであろう多くのことを友達にも伝え、ふるさと高松を愛し、高松市の未来を自分達の手で切り開いていくのだという気持をみんなで育んでくれればと,願っています。
 子ども議会の傍聴には、学校関係者や父兄のほか、現役の市議会議員さんも10人ほど見えられていて、非常に感心した様子で議論を聞いていました。議員さんもよい刺激を受け、これからの議会の活性化にも役立ちそうです。その意味でも非常に有意義な行事だったと思います。

トゥーレーヌ・エステティック学院研修生 表敬訪問

11月9日(金)

 高松市が1988年以来、姉妹都市提携を結んでいるフランスのトゥール市から、エステの専門学校の生徒さんが高松に研修に来ていて、本日、表敬訪問を受けました。
 この学院は、2004年から、高松市にある穴吹ビューティカレッジと学生の相互派遣などの交流を継続して実施しています。
 リュセ・フレデリック学院長さん等の引率の下、若い女性ばかりの研修生9人が、入ってこられると、部屋が一段と明るくなったような気がしました。

 研修生の皆さんは、11月16日まで本市に滞在し、穴吹ビューティカレッジでエステの技術交流を行うとともに、着物の着付けなど日本文化の体験もされるそうです。同年代の日仏の若者の間で心と心が通う交流がなされ、友好親善も深めていただくことを大いに期待しています。
 また、来年2008年は、記念すべき姉妹都市提携20周年を迎えます。記念行事も若干予定されていますが、それらを契機に、更なる交流が深まっていけばと願っています。

中核市サミット IN 横須賀

11月6日(火)

 全国の中核市35市で構成している中核市市長会の年一回の最大イベントである「中核市サミット」が、今年は開国のまち・横須賀で開催され、参加してきました。

 東京近郊の都市ですが、横須賀の町を訪れたのは初めてです。三浦半島の中央部に位置し、天然の良港を持つ港町で、古くはペリーが来航し、開国のきっかけを作ったところですし、米軍基地や防衛大学校があることでも知られています。そして、小泉元首相の選挙区でもあります。


 全国の中核市から、30人近い市長が集まり、石原信雄氏の基調講演と横須賀市教育委員会委員長でもある奥寺康彦氏の特別講演を聞き、分科会に分かれて課題討議をし、それを総括した形で、国に対する要望等を盛り込んだ大会宣言を採択しました。

 私は「自治体の行う地球温暖化対策」をテーマとした第三分科会に出席し、高松市の環境政策の現状と課題を述べてきました。特に、高松市ならではのユニークな取組みとして「自転車を活用したまちづくり」が結果として地球環境対策にも資することをアッピールしてきました。

 他の中核市の市長さんからも、それぞれの都市の実情にあった施策を自信を持って強力に推進している様子が伺え、いろいろと刺激を受け、勉強になった一日でした。

高松・水戸・彦根 3市の観光と物産展

11月1日(木)

 昭和49年以来、姉妹城、親善都市の関係にある高松市、水戸市、彦根市の3市が共同して持ち回りで開催している「観光と物産展」が、今年は「ひこにゃん」の大人気に引っ張られ、彦根城の築城400年祭で沸く彦根市で開催されたため、そのオープニングセレモニーに出席してきました。
 彦根市と高松市は、あの桜田門外の変で有名な彦根城主井伊直弼の息女千代姫が第11代高松城主松平頼聡の奥方として輿入れし姻戚関係にあるとの縁で、昭和41年に全国でも珍しい姉妹城縁組を結んで以来交流が続いているもので、今回の訪問においても獅山市長さんら関係者に暖かく迎えていただきました。


 この観光と物産展も今回で34回目を迎え、今では、それぞれの開催地において市民の間にすっかり定着し、この催しを心待ちにしている方々が大勢おられます。
 今回も、本市からおなじみの「さぬきうどん」を始め、和三盆糖やしょうゆ豆、菓子、漆器など多くの特産品を用意して展示販売しています。初日は、生憎の雨模様でしたが,会場は,多くの来場者で賑わっていました。私も会場を見て周り、さぬきうどんを一杯いただきました。


 来年度は高松市での開催となります。三市の物産の他に「愛と幸福」をキーワードに新たに交流を始めた北海道帯広市の特産品なども展示・販売する予定ですので、市民の皆さん、今から是非楽しみにしていてください。

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